グーグル本社
一行は路面電車で有名なサンフランシスコの目抜き通りにあるホテルに陣取り、毎朝シリコンバレーまでバスで「出勤」した。因みにシリコンバレーという都市はなく、サンフランシスコから南下し、サンノゼ市一帯に広がるハイテクやIT企業が集まったエリアの通称だ。
時差ボケで朦朧とした状態でバスに揺られていると、いきなり車窓からoracle、eBay、intel、facebookなどのおなじみのロゴが目に飛び込んでくる。まさにここがシリコンバレーだと実感した。大手ではGoogleとappleを見学。code writerと呼ばれるプログラマーは広大な敷地を自転車で移動し、好きな場所でPCを広げ作業をする。社員食堂やカフェがあるが、なんとタダだそうだ。さらに床屋、トレーニングジムも自由にいつでも使える。ただ、自由の裏には冷酷な成果主義があるのもシリコンバレーの現実のようだ。