駅前などにある放置自転車を回収し、レンタルやリースの自転車として利用するプランを発表した。
ビジネスマンや外国人など長期滞在の人に安く貸し出し、行動範囲を広げてもらい地域活性化につなげると紹介。税金で賄っている自転車の処分費を削減し、車体に取り付けた企業広告により利益も得られるとした。
質の高い米の栽培が盛んな利根沼田地域で、6種類のブランド米をまとめて「戦国米セット」として販売する企画を練った。
ライバル同士に当たるブランドの間に入って調整する自分たちを〝平成の坂本龍馬〟と表現。消費者に食べ比べてもらうことでビジネスチャンスを広げ、スケールメリットも生まれると説明した。
1年生の頃からの憧れの舞台だった。友人が手作りした〝真田〟のよろいを着て、思いを込めて発表できた。
家具サイズの小さな店舗を集めて軽トラックにまとめ、住宅街などで「移動型商店街」として営業する。衰退する地方都市でも、地域貢献したいと考える出身者は多い。週末限定で行うことで時間や初期費用の負担を軽くし、気軽に始められるようにした。場所や購入層などを解析することで、効率的な運営を提案していく。
得意なスキルで地域貢献を考える人の手伝いをしたい。事業をやるんだという宣言ができた。
企業の存亡にも関わる食中毒事故を防ぐため開発した、スマートフォンを取り付ける新しいスタイルの顕微鏡「mil-kin(ミルキン)」を紹介した。
プレパラートを用いず迅速に菌や汚れの「見える化」が可能になる。清掃や除菌がきちんと行われているか簡単にチェックでき、会社全体の衛生意識向上につながる。
菌や汚れの「見える化」の市場は大きいと感じている。大勢の人に生でプレゼンできたことは大変良かった。
使い古された羽毛を回収し、独自に確立した技術「プラズマチタン加工」によりリサイクルし、製品化するアイデアを発表した。羽毛は貴重だが、最終的に廃棄されることが多い。羽毛を酸化チタンで包む、この技術を用いると羽毛のかさが増し、保温性も高まる。抗菌性も付与される上、コスト面でも優れていると強調した。
たくさんの人の前で私たちの夢を語らせてもらい、本当に感謝している。夢を実現するため応援してほしい。
廃棄物処理業の特性として集まる幅広い業種の情報を生かし、ビジネスマッチングなどに取り組むコンシェルジュ事業を提案した。
備品調達の手伝いやランチ配達業者のあっせん、顧客やサプライヤーの紹介など、多様なサービスができると発表。地域のハブ(結節点)となり、モノの流れを最適化し、循環型社会を目指す。
「こんな廃棄物業者もいるんだ」と感じてもらい、環境のことを考えてもらうきっかけになればうれしい。
日本のものづくり技術と医療水準はともに高いにもかかわらず、医療機器の開発分野では世界に立ち遅れている。開発から販売までの全てに対応できるインキュベーションモデルを立ち上げた。
自らが医療機器の製造販売業者でもあり、投資機能も有するのは国内初の試み。「群馬代表のつもりで世界と戦う」と表明した。
沼田生まれだが、これまで古里に貢献することは少なかった。「群馬のために」を意識して仕事に励みたい。
水で戻せる乾燥納豆を特殊な製法で開発。粘りや味、食感、香りを再現した。東南アジアなどの流通環境が悪い地域では2次発酵が進んで品質が劣化した納豆しか出回っていない。
現地の日本人においしい納豆を届け、外国人のファンも増やす。栄養価が高く、常温で長期保存ができるため、非常食としての展開も描く。
年明けから増産態勢に入る。「なっからうめえ」と言われる群馬の納豆を世界中に広めていきたい。
小麦アレルギーの人においしいものを提供しようと、小麦を使わず、こんにゃくを素材とした麺を地元のこんにゃく業者と共同開発した。
ダイエット用に開発された従来品は味が二の次だったが、麺自体に味があり、もちもちとした食感を持たせることに成功。パスタやラーメンの代用品として広げ、世界中をハピネスにする。
素晴らしい舞台に立たせてもらったのはイタリア料理店の仲間のおかげ。感謝の言葉しか出てこない。
大学病院に勤務していた時、患者の診察待ち時間が12時間以上に及ぶことがあり、改善の必要性を感じた。高崎市内で5月に開業した眼科は患者が少しでも待ち時間を快適に過ごせるよう、待合室を広めに取るなど工夫した。診療の「見える化」を図り、患者と医師が二人三脚で治療に取り組めるような環境づくりに努めた。
自分の仕事を見つめ直すきっかけとなり、家族に感謝している。患者の笑顔を一つでも増やしていきたい。
介護現場の深刻な人材不足を解決するため、無料の福祉資格講座を提供。学生や主婦、シニア層を含め、年間3万人の人材を生み出すことを提案した。
実習などを通じて求職者と事業所のマッチングを図るが、求職者への就業支援は無料。事業所に対しては採用が決まり、定着したら課金するユニークな仕組みを考案した。
昨年月に会社を立ち上げた。福祉で皆さんを幸せにする。きょうをきっかけに再びスタートを切りたい。
大勢の観客を前に緊張してしまい、言葉に詰まったところもあったが、持ち前の明るさは出せたと思う。