News

メディア掲載情報

評価気にせずやり抜く 
オープンハウスグループ
荒井 正昭社長

202209/24

評価気にせずやり抜く
コロナ禍で住宅への関心が高まり、特需と呼べるような追い風が吹いていたが、コロナ前の日常に戻りつつある。ただ、相変わらず買い意欲は強い。大都市圏での展開が当社のビジネスモデル。これまでの東京、名古屋、福岡に加え、昨年は関西に進出。4月には初の地方拠点として、私の出身地である太田市に営業センターを開設した。新たな挑戦となるが、地方においてもお客さまに必要とされる存在になりたい。
今後さらに共働き世帯が増加し、住まいは都心の職住近接、駅近を求める傾向がさらに強まっていくだろう。一方、都会と田舎を行き来する2拠点生活という選択肢を取る人が増え、地方需要も一定数はあると読んでいる。
来期はいよいよ売上高1兆円を達成する見込みだが、マインドはまだ中小企業という方が近い。最終目標は業界ナンバーワン。国内事業とともに、今取り組んでいる米国での不動産事業を加速させたい。
育ててくれた故郷に恩返ししたいという思いが強い。太田市の就学援助基金に寄付し、バスケットボール男子Bリーグ(B1)の群馬クレインサンダーズの拠点となる新アリーナ建設に40億円の資金提供を決めたのも、そういった思いからだ。来春に完成するアリーナは東毛地域を代表する施設になり「家族でバスケットを見に行こう」というスポーツ文化が、この地に根付いてほしい。
ここ1、2年は地域資源をビジネスに生かす「地域共創事業」に力を入れてきた。みなかみ町ではスキー場事業や温泉街再生に取り組み、桐生市では野球をテーマにした官民連携のまちづくり「球都桐生プロジェクト」に賛同した。今後は母校・桐生南高の跡地を取得し、地域に資する複合施設にする予定だ。
もし起業を考えているなら一刻も早くやった方が良い。私もGIA審査員の一人ではあるが、そこでの評価を気にすることはない。人が思いつかなかったこと、無理だろうっていうことをやるのがイノベーション。否定されても自分が思ったこと、やりたいことをやり抜くべきだ。GIAが単なるセレモニーになってほしくない。そこから実際に起業し、すごい企業を生む人が増えてほしいと切に願っている。

22.9.24 上毛新聞掲載はこちら

メディア掲載情報

人間性磨き信頼を得る 
セガサミーホールディングス
里見 治紀 グループCEO

202209/24

人間性磨き信頼を得る
コロナ初期に大きなダメージを受けたが、事業構造の見直しなど早期に構造改革に着手したことで難局を乗り越えることができた。そうした取り組みによって前期(2022年3月期)はV字回復し、当期利益は対前年比で約30倍に伸びた。今期も大きなネガティブ影響はないと感じている。
巣ごもり需要の効果は薄れつつあるが、ゲームユーザーが世界中で増えた状況は変わらない。そこはポジティブに働いている。一方で社会も「ウィズコロナ」に適応してきているのではないか。シーガイア(宮崎県)などのリゾート事業も、コロナ前を超える勢いになってきている。
今後の戦略としては、成長領域への投資を考えている。今後3年で計2500億円を投資する。「挑戦」は「チャレンジ」ではなく「リスク・テイキング」だと思っている。その先にチャンスがあれば、リスクを取っていく。
私たちも新たな挑戦として、9月からバスケットボール男子Bリーグ(B1)サンロッカーズ渋谷のオーナー企業となった。未知の分野だが、いろいろとチャンスがある。まずは人気チームに育て、感動を届けたい。ファンや選手、スタッフ、さらには社員にも、セガサミーがオーナー企業になって良かったと思ってもらえるように力を入れていく。
起業はまさに挑戦であるが、起業を目指す皆さんへ助言したいことがある。
一つは事業の大義が何かを見極めること。会社を成長させるためには「社会にどういった価値を提供したいのか」を明確にすることが大切だと考えている。私たちは「感動体験の創造」を掲げている。皆さんも社会貢献につながる何かを見つけてほしい。
もう一つは変化の潮流を見逃さないこと。運は多くの人に同様に与えられていると思う。重要なのは、それを生かせるかどうかということ。目の前の機会を確実につかみ取っていくことが重要だ。
最後に人間性を磨くこと。ビジネスモデルを練り込むことも大事だが、人物として相手に信頼されるかがより大切だ。この人のためなら、と思ってもらえるよう人間性を磨くことが成功の秘訣である。

22.9.24 上毛新聞掲載はこちら

メディア掲載情報

応募総数522件 高校生8割、12月最終審査

202209/17

GIAエントリー終了
 今年で10回目となる起業家発掘プロジェクト「群馬イノベーションアワード(GIA)2022」のエントリーが締め切られ、事務局は16日、応募総数が522件だったと発表した。前年より26件減ったものの過去3番目に多く、高校生が8割以上を占めた。今回は社会的弱者の支援や環境保護などの課題解決を目指す事業案が多く寄せられたという。
 起業や第二創業を目指す「ビジネスプラン部門」のうち、高校生の部は10件減の430件だった。大学・専門学校生の部は4件増の44件、一般の部は13件減の31件だった。
 創業5年未満の起業家が対象の「スタートアップ部門」は3件減の12件、創業5年以上の事業者を対象とした「イノベーション部門」は4件減の5件。
 プロジェクトを支援する金融機関「フィナンシャルサポーター」らが1次書類審査を行う。2次プレゼンテーション審査(10月22日、上毛新聞社)でファイナリストを選出し、ファイナルステージ(12月4日、日本トーターグリーンドーム前橋)で公開最終審査を行う。
 GIAは上毛新聞社が主催、田中仁財団が共催。「群を抜け。」のキャッチフレーズを掲げている。ジンズホールディングス、コシダカホールディングス、相模屋食料、オープンハウス、セガサミーホールディングスの経営者らでつくる実行委員会が中心となって実施している。
(寺島努)

22.9.17 上毛新聞掲載はこちら

メディア掲載情報

デロイトトーマツ 創業や起業家支援 前橋にイノベーション拠点開設

202207/09
メディア掲載情報

ビジネスプランなど3部門1日からエントリー受け付け 独創的な新事業募集

202206/28
メディア掲載情報

田中さん(ジンズCEO)と水口さん(スタバCEO) 企業の意義や人材教育語る 前橋で群馬イノベーション会議

202205/13